【怒り】 [映画・テレビ観ましたっ!]
先日一緒に食事をした姪とその娘達が
「ぜったい、『シン・ゴジラ』と『君の名は』を見るんだよ!!」と言うから
「ええ~(-""-;)ワタクシ的には一番は『怒り』なんだけど・・」と言うと
「品川駅前がゴジラのビームで壊されちゃうんだよ!!
ぜったい面白いよ~まず『シン・ゴジラ』!!」と
指令が下りました・・・が
連休最後の日、
ちょうど映画を観るくらいの時間が出来たので映画館へ向かうと
『君の名は』は超満員!!『シン・ゴジラ』は時間が合わず
『怒り』だけが最後の2~3席のタイミングで入れましたラッキー!!
(えへへ♬わざと・・・じゃ、ないのよぉ~)
直前に原作を読んで、吉田修一さんの世界にどっぷりハマって
映像化されるのを楽しみにしていたものです。
ワクワクしながら見ましたよ(⌒▽⌒)
残酷な殺人を犯した犯人、整形手術をして逃亡をしています。
千葉の漁村と、東京と、沖縄の離島に現れた三人の男が
周りの人々に犯人ではないか・・と疑われます。
(その三人の生活を追うカットの繋ぎ方が、なんとも素晴らしい
はらはら感を煽る様に短く、余韻を残しながらも、唐突に切り替わります。)
私は原作を読んでしまったので誰が犯人か知っていますが
知らないでこの映画を見始めたら、きっと、
「うわっこの男も似ているし、この男もアヤシイ・・・いったい誰が犯人なの?」
と、どきどきワクワクしながら観られたでしょうね~ その辺がちょっと残念!!
活字の上では、この男が犯人に似ている・・と単純に書くだけで済むのでしょうが
映像にするには、なかなか難しいんだろうなぁって心配しちゃいます。
まるっきり違うタイプの俳優さん三人を観て
どの男もアヤシイと思わせるには、
とっても大変なことなんだろうなぁ~って、ただただ驚くばかりで。
さてさて、実際に起こった、
いくつかの殺人事件をベースにしたであろうストーリー・・・
テレビで観た覚えがあるような光景も再現されていますし
架空の犯人のモンタージュ写真は、
実際に指名手配された犯人にとても良く似ていました。
ちょっと複雑な心境にもなりましたが、
娯楽作品と割り切って観ていればいいのかな?
(まぁ~『悪人』も、そんなカンジだったですよね)
それから、有名俳優さん総動員の豪華キャストで
ミーハーなおばちゃんは、
きゃっ妻夫木くんが・・・あらら・・・綾野剛と?
うんまぁ~ 眼福だわぁ~ などと単純に喜んでいましたが、
なんだか、うん、毎日CMで見ている俳優さんばかりだと
あっ〇〇さんだ、そっかこれは△△ちゃんね・・と、
その都度、自分の中で確認してしまって
なかなか映画の世界に、どっぷり入り込めないですよねぇ~(;^□^A
さすが、さすがの渡辺謙さんは、ちゃんと千葉の漁港に今でも住んでいる様な
そんな感覚になりましたけどねぇ(⌒▽⌒)
そうそう、お気に入りの森山未来クンも、とっても良かったですぅ♬
核心にあるのは犯人捜しや謎解きとかじゃなくて、
「信じることの難しさ」あるいは「人を疑ってしまうことの闇」。
その心の闇が僕はいちばんの謎というか、ミステリーだと思っているの
・・・と公式ホームページで監督さんが語っています。
なるほどなぁって改めて感心しましたよ。
名前のとおり蝋燭立ての様なワックスフラワー、枝を折ると良い香りがします(⌒▽⌒)
渋谷でパエリヤ♬ [美味しいもの大好き!]
週末は、ふふ♬二日続けてお出掛けしちゃいまして(〃ー〃)
(「僕は二日続けてお弁当だった。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。」と
泣いている人も居ましたが・・)
土曜日は、神楽坂で中学の時の友人と・・
そして日曜日は、お馴染み、
のんべの身内と連れだって、久し振りの渋谷
駅の周りは、大きなビルを建てるという大工事(☆∇☆)
随分前から工事している様に思えるけど、まだまだ先は長いのねぇ~
前を通った事は有るけど、入ったのは初めての渋谷ヒカリエ
昔は東急文化会館といって、よくプラネタリウムや、映画をみたりしたところ♬
(主人との初デートもここ♬
映画をみて、永坂更科のお蕎麦を食べるのが定番でしたよ)
レストランフロアはご機嫌なお店が、たくさん並んでいるのねぇ
すっご~い\(≧▽≦)丿こんなビールの注ぎ口が並んでいるお店もごっくん♬
お伺いしたのは姪の娘、渋谷近くの学校に通う女子中学生お薦めのパエリヤのお店♬
明るく、眺めの良い、素敵なお店でしたよ(⌒▽⌒)
乾杯だけ生ビール?白ワインはボトルで?
お腹空いちゃったね。何食べる?これと、これと・・・
マッシュルームのアヒージョ
これは白いんげんのソテーだったかな?
お待たせしましたの魚介のパエリヤ、大きな海老が美味しかったです♬
こちらは・・(暗くなっちゃった!!)本日のお薦めのパエリヤだったかな?
香ばしく焼かれたお肉が、ばっつぐんに美味しかったですO(≧▽≦)O
すっかり大人っぽくなって、本や映画の話など
大人と互角にお喋り出来る様になった姪の娘達(⌒▽⌒)
(先日ブログに上げた「怒り」の・・)
「犯人の名前は、絶対、言っちゃダメだよ!!」
「・・でも、ねぇねぇ東京の人?」などと・・・大笑い
「シン・ゴジラ」と「きみの名は」は、絶対見なくちゃダメ!!と指令も下されました!!
お店から出てきて、
娘たちを家に帰したら素直に帰るワケもない姉と姪と私の、のんべ達
二次会は大人の・・・(おばちゃんの?)時間
「せっかくスマホにしたんだから、LINEやったら?連絡するのに楽だよ」
「そう言えば、昨日会った友達も、なんでやってないの?って言ってたな」
そんなやりとりの後、そうだ!!この機会に、姪に頼んじゃえば、さくさくとやってもらえる♬
と、スマホを預けまして、ピコピコ設定をしてくれたましたが・・
唐突に「ぎゃっ(◎_◎;)」と
どしたの?と問うと
「あのね、一人のお客さんを招き入れる為に今までロックされていた玄関を開けたら
玄関の前で待っていた、たくさんのお客さんが雪崩れ込んで入ってきちゃった状態
なんだこれ?何十人も居る~(+_+)・・・」
そう言えば、以前、LINE始める時は
自分のアドレス帳の不要なメンバーは消してからじゃないと
大変なことになる・・と、聞いてましたが、まさか相手のスマホに登録されている
私の電話番号にも反応するとは・・・(@_@。
その後は、(何年もお付き合いの無い)旧知人への対応に、
大わらわだった姉と私ですはぁ~
伊坂幸太郎≪死神の浮力≫ [活字中毒]
朝起きると、7~8年は使っていたガラケー(カシオさん偉い!!)が
うんともすんとも言わなくなっていました。
仕方ないなぁ~ いつかXdayは来るとは分かっていたけど・・
まぁ~この機会に待望のスマホと前々から目論んでいました。
早速、時間を作ってauショップに行き
「スマホいっこ下さい♬ネットとメールが出来ればなんでもいいです」と。
で、getしてきたのがこちら(⌒▽⌒)
auのオリジナルの機種、Qua phoneってやつです。
電池のもちもいいですし、画面も見やすいし
写真も綺麗に写って文句なしなのですが
初期の諸々の設定には、ほんと手を焼いてしまいました((((((o_ _)o ~☆
誰かにやってもらったら、いつまでたっても覚えないから
自分でやるしかないし・・ね。
年々新しいものへの対応能力、落ちてくるのよね~はぁ~
さてさて、少し前に新聞か何かで、
この本が凄く面白いと書かれていたので
大好きな伊坂幸太郎さんですもの、
ぜったい読まなきゃ♬と思って本屋さんへ行くと
このひとつ前のお話同じ主人公の≪死神の精度≫が有ったので
まず、それを読んでしまったので、
読みたいと思ってから読むまでに時間が掛ってしまいました。
でも、手にとってみて良かったなぁ~
すご~く面白いんでもの\(≧▽≦)丿
さすが、さすが、伊坂幸太郎さん
はらはらどきどきの先が読めない展開も
登場人物の飄々とした人を食った言動も
ミステリーだか、ファンタジーだか、はたまた哲学書だか判らないけど
とても博識な方とお喋りしている様な気持ちになってしまう流れも
本当に素晴らしいんです (^ー^)ノ☆*.。
ストーリーは
山野辺さんという作家さん(伊坂幸太郎さんご本人を彷彿させます)が
サイコパスの男に可愛い娘を残酷な方法で殺されてしまったので
奥さんと一緒に手を尽くして、
彼に簡単に死ぬよりも、もっと辛い目に遭わせて
復讐を果たしたいと奔走する・・というもの。
ここに死神の千葉さんが邪魔するんだか
手伝うんだか判らない格好で、深く関わってくるというお話です。
お話の展開を追うだけでも、十分面白いのですが
伊坂幸太郎さんが今までに読んだ古今東西の文献から
抽出した死生観の知識(エピソードかな?)をフィルターにかけて噛み砕いて
登場人物に会話という形で語らせているものが、とっても面白いのです。
例えば・・・作家さんと死神さんの会話
「・・・つらいことや怖いことの連続が生きていることだからね。
死ぬってことは、その最たるものでしょ」
「最たるもの?」
「死は、一番恐ろしいことじゃないか。しかも、恐ろしいことに、
その一番恐ろしい死は、誰にだって、絶対に、やってくる」
(中略)
「だからお父さん、そのことを頑張ったんだよ」
「何を」
「いつか死ぬ時が来るけれど、
それは決して怖いことじゃないって教えたかったんじゃないの?」
この本を読んでいると、へぇ~伊坂幸太郎さんは
死に対してこんな風に達観しているんだなぁと感心しますが
どこかで、「僕自身は死は怖い」と語っていたのを読んだ覚えがあります(⌒▽⌒)
素敵な方ですね(^、^*)ますますファンになりました!!
蓮の実、乾くとカラカラ音がします(^_^)v
「牛カツと和酒バル koda 新橋」さんでオフ会♬ [オフ会♬]
たいへんご無沙汰のアップとなってしまいましたm( __ __ )m
9月になると、例年の様に、なんだのかんだのと慌ただしく
PCの前に少しも座れない日が続いていました。
特にお彼岸期間は、さぁ~て、たくさん働いて、疲れちゃったから
ちょっと一服と気分転換・・とPCを開いても
すぐ仕事の対応に追われる・・という状況で・・・
オマケに先日、朝起きたら長年使った
携帯電話(ガラケーです)が、うんともすんとも言わなくなってしまって。
急きょスマホの手配をしたのですが
新しいことへの対応能力が衰えているおばちゃんには
設定などが、なかなかヘビィな作業となりました(;^□^A
(その件は、また今度、ゆっくりね)
そんな訳でバタバタのおばちゃんですが
どうぞ見捨てないでお付き合いお願いいたします。
さてさて、お彼岸のお中日も終わり仕事が一段落した頃
神戸のまるたろうさんが、ご用で東京にいらっしゃるとのことで
駅員3さんが開いて下さったオフ会に、参加させて頂きました。
いつも、こだわりの素敵なお店でのオフ会を企画して下さる駅員3さん
今回は新橋駅烏森口の直ぐ近く
牛カツと和酒バル kodaさんを教えてくれました
どんなお店かしら?とワクワクしながらドアを開けると
いつもの楽しいメンバーが迎えてくれました
今回は関西のおふたかたに加えて、ニューフェースさんもおふたかた・・
とっても楽しい方で、すぐお友達になれました(^◇^)
こじんまりとしたカウンター、のみの店内は、落ち着いた空間となっています。
わぁ~い生ビール、嬉しいな!!
「僕たちヘンな行動とりますけど、ヘンな人間じゃありませんから」と
お店の方に断ってから、ブロガーのお約束、右手にカメラ、左手に生ビールで乾杯
丁寧にいれてくださる生ビールのおいしさが嬉しいです!!
コース料理の前菜、うんと小さい赤い実は、スグリかと思ったら、なんとトマトなんです(@_@;)
左上の葉葱の・・煮びたしかな?ぬたかな?懐かしい嬉しい味がしました。
鰯のカルパッチョ・・かな?(すぐ忘れちゃうんで間違ったらごめんなさい)
これは、美味しいんでサービスのお兄さんに、
なんですか?と訊いたので自信があります。
牛筋肉のトマト煮込みです
酸味が効いていて、いくらでも食べられそう(^◇^)
こちらは夏野菜の昆布〆、おしゃれでしょ?
そっか~こんな風にしていただくと美味しいんだと、改めて・・
夏野菜の天ぷらですね(^_-)-☆
こちらのお店は美味しい日本酒をそろえていらっしゃるとのこと
当然、男性陣は日本酒で杯を重ねていますが・・
わたし、大好きなんですが、うっかり飲みすぎちゃうと
酷いことになってしまう・・・(@_@;)・・・足を洗ったつもりなんですが・・
あんまり美味しそうなんで、「ちょっと・・半分頂いていい?」
だってね、きゃっ♬こんなイケメンさんが、ついでくださるのよ
嬉しいなぁ~ かんぱ~い
柔らかくて、優しくて・・うん、贅沢な・・・はぁ~
戴いてみるものですねぇ~
そしてね、こんな二種類のソースが置かれると本日のメーンイベントの登場
名物!!牛カツです。
さんざん飲み食いした後で、揚げ物・・って、普通だったら
そんなに食べられないかなって、思うでしょ?しかも豚じゃなくて牛だし・・
ところが不思議ね、いくらでもいだだけちゃうの(^o^)丿
牛カツって、なんだか耳で聞くと、しつこいのかな?って思うでしょ?
全然、しつこさは感じなくて「わぁ~美味しい」って幸せな気持ちになってしまう(*´▽`*)
さすが名物と言うだけのことはあります!!
まるたろうさんが連れてきた精鋭さんの撮影会や
サプライズのお誕生日会・・
関西の名物のお土産などもいただいて・・
カボスたっぷりの爽やかきしめんで締めとなりました。
(これがまた、かつお出汁が効いていて、めちゃくちゃ美味しい)
美味しかったね、この次は高い所に上るオフ会(?)しようね♬などと
盛り上がって、散会となりました!!
ご一緒してくださった皆さん、どうも有難うございました!!
そして、「二次会いこ♬」という無責任なおばちゃんの
お誘いを受けてご馳走してくださったYUTAじいさん
ご迷惑をおかけしました(♬えへっ^_^; )
吉田修一≪怒り≫ [活字中毒]
本屋さんで文庫本を物色してまして・・
あっ吉田修一だっ
渡辺謙主演で映画化される原作?
それは絶対、面白そうO(≧▽≦)O
って、飛びつくように読み始めましたよ~
やはり映画化された「悪人」も
独特の雰囲気を持っていて凄く面白かったですもんね!!
新聞掲載時の束芋さんの挿絵や
映画の中の深津絵里さんの迫真の演技で
魅力がどんどん増幅されて
忘れられない一作になっていましたものね~
吉田修一さんは、さらっと、読んでいる感じでは
他の小説家さんと、そんなに差が無いような文体ですが
う~~ん、なんというか、読んでいる私達に
ぬるっ・・とか、ずるっ・・とか、ぞくっ・・とか
そんな擬音を感じさせる技術が、うん、もぉ~素晴らしいのですよ
例えば・・
田代がまた乱暴に箸を突き刺し、パクっと口に入れる。
口の中の音がきこえた。
くちゃくちゃと肉と睡液が混じる。(中略)
愛子は田代の口元を見た。
唇がからあげの油でてかてかしている。
・・こんな感じ(;^□^A
何という事はない描写なのだけど
なんだか、この時の二人の挙動や
その場の湿度や臭いを
感じさせてくれます( ° ° )
八王子の郊外で若い夫婦が残忍に殺されます。
警察は、すぐ犯人を特定出来たのですが
彼は整形手術をするなどして逃亡を図ります。
千葉の漁村に現れた、若い男、
東京に住むの同性愛の男性のところに居着いた男、
それから沖縄の離島に潜んでいる男の描写が順に続きます。
読んでいる私達は、この男が犯人かしら?
それともこの男?と推理小説らしい興奮に引きずられますが
その3人の男はそれぞれの地で多様な人間関係を
作りだしていき、その濃密な描写にどんどん感情移入させられます。
切なくて泣けてくるシーンや
読んでいて疲れるほど腹が立つシーンが順番に描かれています
私が特に心を打たれたのは
漁村で仕事をしているお父さんと、
一人娘のところに現れた、謎の多い男との関わり。
(映画では渡辺謙さんと宮崎あおいさんが演じるのかな?)
はぁ~ そうなのか・・そりゃ~お父さんは辛いよねぇ~
などと、思わず言葉になってしまうくらい・・
フィクションと解っていても
泣けて、泣けて・・・(ρ_;)
なんのこっちゃっ(・◇・)?と思う方は是非、ご一読下さいね!!
映画もきっと面白いと思います!!観に行かなきゃ♬です!!
‘メーテンナンバーワン’と言う名前のタイ産ジンジャーです